吉田 美統  Minori YOSHIDA  1894~1980

昭和7年(1932)7月7日石川県小松市生まれ。本名は稔。高校在学中から作陶を始め、家業である錦山窯三代目を継承する。昭和37年武蔵野美術短期大学特修生として工芸デザインを習得。釉裏金彩技法と用いた加藤土師萌の作品との出会いを契機に、その技法を研究。九谷焼伝統の色絵具をかけた素地を本焼きして地色とし、その上に切り取った2種類の金箔文様を載せて焼き付け、全面に透明な釉薬をかけて焼き上げる独自の技術を確立する。昭和45年日本万国博覧会に石川県代表として「百人一首大花瓶」を出品。昭和49年日本伝統工芸展に入選、その後高松宮記念賞・日本陶磁協会賞・日本工芸会保持者賞等受賞。平成13年7月12日「釉裏金彩」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。同年、紫綬褒章受章。

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